2020.11.11 三方倉山(NEW)
令和2年 11月11日(水) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
東北地方は9日から寒気に覆われて10日11日は気温も低く、里の山々までも雪化粧してい
ました。晴れの予報に期待して向かった三方倉山は1000mに満たない山ですが、急登が
続くパンチの利いた山で、二口山塊の盟主大東岳の南側に位置する形のいい三角形をした山
で駐車場に向かう車窓から山の中腹が白くなっているのが見えて、期待した天気にはほど遠
い感じでしたが、出発時には小雪も止んでシロヤシオコースを登り始めました。登るにつれ
下から見た雪化粧は段々と深くなり、標高800mを超えると10㎝もの積雪があり冬山登山
の様相でしたが、辺り一面の雪景色と山腹からは冠雪の大東岳が見られて、紅葉とのコント
ラストが綺麗で、この日だけの景色を楽しむことができました。山頂についても一向に天気
は回復せず、気温も低く早々に下山することに。復路も当然雪道で落葉と滑る斜面に苦労し
ながら太いブナが見られるブナ平まで下りました。思いがけない天気に一喜一憂しながら冬
を先取りした、晩秋の山を楽しんできました。
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