2021.6.6 杢蔵山
令和3年 6月6日(日) 参加者: 12名 ガイド:近田郁子
昨年度は秋に実施した杢蔵山ですが、ことしは雪の残った月山を見たくてこの時期に実施
しました。天気は申し分なく、緑の濃くなった森を抜け杢蔵山を目指しました。春というよ
りは初夏を感じさせ、大きく茂ったシダやたくさん茂らせた木々の葉の間から差し込む木洩
れ日が印象的でした。日の光は十分ありながら、登山道沿いの沢から吹きあがってくる風が
涼しく、本当に気持ちの良い森の中でした。一の滝、山の滝の滝の白さも涼し気でしたね。
山荘手前の七曲り坂や心臓破りの坂を登り切れば、途端に視界が開け、杢壮山荘に出ます。
前杢蔵の展望地からは月山・鳥海山が一度に望めます。参加者の皆さんも思わず「うわぁ」
との声が。新庄は月山も鳥海も見えるんですよ~と、ちょっと地元を誇らしく思ってしまい
ました。山形市方面からだと月山の右側に村山葉山が見えますが、杢蔵山からは月山の左側
に見えるのもいつもとちょっと違って面白いですね。この時期は山に雪も残っていますし、
田んぼにも水が張っていて本当に美しかったです。そこから杢蔵山山頂へ。緑の濃いこの時
期は神室連峰の山深さが際立ちます。火打岳、神室岳、前神室岳が八森山の向こうに見えま
した。前杢蔵まで下りお昼ごはんを食べていたとき、月山山頂から煙のような雲が立ち上っ
ているのが見えました。でももしかしたらホントに煙?何?火事?とみんなで話をしました
が、何もニュースになっていないことを考えると、雲だったのでしょうか。
帰りは、少し山の恵みをいただいて下山しました。採れたときの笑顔がとても素敵でし
た。本当に爽やかな初夏の杢蔵山登山でした。
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