2021.6.12 頭殿山
令和3年 6月12日(土) 参加者:10名 ガイド:白田孝人
涼風の吹く中、頭殿山に登ってきました。前日まで30℃オーバーの真夏日でしたが、
今日は、薄雲が広がり直射日光が遮られ、大分暑さが和らぎました。スタート直後は杉林
の中なので風の通りはイマイチでしたが、カラマツ林からブナ林に入った頃から涼しい風
が吹き上げてきて、一気に汗が引きました。頭殿山へは、白鷹町の黒鴨からが一般的でし
たが、近年は、朝日鉱泉口が人気のようです。朝日町中心部から登山口までは、ちょっと
大変というイメージですが、黒鴨から林道を上がるより全然快適ですね。かつて、湯治客
で賑わった朝日鉱泉ですが、今回の登山道は、その当時の湯治道でもあります。なので、
急な上り下りがなく快適に歩くことができます。途中のブナ林は、中々素晴らしいです。
湯治道は、頭殿山の山頂下に巻道としてあったようで、今も道型はしっかりしています。
ちょっとロマンを感じるので、近々探ってみたいと思っています。2時間30分ほどで山
頂へ到着。道中は、あまり展望が無いので、明るい山頂にポンっと飛び出すと一気に朝日
連峰の大パノラマが飛び込んできて、皆さんの口から歓声が!!。朝日連峰を眺めながら
昼食を満喫しました。下山中に知り合いのYガイドのグループ20名とすれ違いましたが、
知った顔ぶれもチラホラ。コロナで大声は控えなければなりませんが、つい「あれー」と
か「おー」とか出会いに感激でした。順調に下山したので、ちょっと時間に余裕が。「で
は、朝日鉱泉へでコーヒーでも?」と話がまとまり、朝日鉱泉のテラスでティータイムも
満喫してきました。「余裕のある登山も良いねー」と最後まで満足の皆さんでした。
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