2021.6/20 倉手山

令和3年  6月20日(日)            参加者:9名              ガイド:真鍋雅彦

 東北の梅雨入り宣言翌日の20日、やまがた百名山で飯豊町にある倉手山に登ってきまし

た。梅雨入り宣言当日は梅雨らしくしとしと降り続き、天気を心配しましたが、当日は降水

確率20%台になって、朝から日差しを受ける好天に恵まれました。だとすると、倉手山山頂

からは飯豊連峰の雄姿が見られるだろうと期待を込めて出発です。倉手山の標高は952.5m、

標高差約600m、距離2k弱の登りの行程は2時間強程で、低山をちょっと登る感じですが、

そこはやはり飯豊の里山、登り初めからパンチの効いた急登になり、熱い日差しを恨むよう

に都合の良いことを言いながら、滴る汗を拭い喘ぎながらの登りを強いられました。一変尾

根に出ると天然クーラーの如く涼風に吹かれて高度感ある展望もあって気分は上々に!登る

につれ近づく倉手山の頂きを見つつ、最後の急登を抜け出て山頂に到達です。山頂からは目

の前に2,000m級の山が連なる屏風のような飯豊連峰が待ち構えていました。若干の雲が稜線

に被っていましたが、南の地蔵岳から飯豊本山、迫力あるダイグラ尾根や梶川尾根、丸森尾

根が目前にせまり、梅花皮小屋と石転び沢、世界の名瀑梅花皮大滝なども見られて、倉手山

のだいご味である飯豊連峰の眺めが堪能できました。梅雨の合間にたっぷり汗を絞られた夏

山を感じる倉手山登山になりました。

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