2021.6/26~27 月山頂上一泊登山
令和3年 6月26日(土)~27日(日) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
山開き前の月山頂上小屋に泊まって、登山者の少ない山頂を満喫。
姥沢の月山ペアリフトを13時頃に乗って出発です。姥ヶ岳に残る残雪上には、所狭しとス
キーヤーがシュプールを描いていました。心配した天気も上々で、スキーヤー同様我々も晴
れ間の月山をありがたく登って行きました。残雪が解けた所には高山植物が途切れることな
く咲き誇り、鮮やかな紅色のイワカガミ、黄色が冴えるミヤマキンバイとミヤマキンポウ
ゲ、一面に咲きそろうハクサンイチゲ、可愛らしいヒナウスユキソウ、そして今年当たり年
と思えるコバイケイソウなど飽きることなく歩くことができるのも花の百名山月山ならでは
です。梅雨の空は気ままで時折黒い雲をおびき寄せてポツポツと降らせたりもしましたが、
頂上に到達すればまた太陽が出迎えてくれて、陽光に輝くクロユリやハクサンイチゲ、ミヤ
マシオガマが出迎えてくれました。展望地からは雲と光、赤い夕陽も印象的で頂上小屋に泊
まるが故に眺められる天体ショーに釘付けでした。そしてお楽しみの夕食でも期待を裏切ら
ない立派な月山筍にも釘付けでした。さらにこの日は星空も眺めることができて、風もない
月山台地は夜まで贅沢に楽しませてくれました。翌日は御来光こそ拝むことは出来ませんで
したが、青空が広がり大雪城まで足を運び、広い広い月山の頂上を満喫できました。もちろ
ん胎内岩も潜って生まれ変わりの儀式も忘れませんでした。何度登っても、何度見ても飽き
ることのない、清々しい初夏を彷彿させる月山一泊登山でした。
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