2021.6.30 雄国山&雄国沼トレッキング

令和3年 6月30日(水)        参加者:10名             ガイド:白田孝人

  東北の梅雨も前半を過ぎいよいよ半ば。梅雨空の合間を縫って雄国沼に行って来ました。

雄国沼は、猫魔ヶ岳の噴火によって出来たカルデラ湖です。また、コバイケイソウやニッ

コウキスゲの群落が楽しめる湿原が有名で、天然記念物にも指定されている花の楽園です。

6月の末から7月のはじめは、湿原一面を埋め尽くすニッコウキスゲを見に多くのハイカ

ーが訪れます、この日も曇りの予報だったので、雄子沢の駐車場は満杯。道路にも車が溢

れていました。やはり、人気の山ですねー。雄子沢口から雄国沼までは3.3㌔。1時間

強の行程です。そこから湿原までは1.1㌔。天気も上々、時間もあるので展望のすばら

しい雄国山に登ってから湿原を目指すことにしました。緩やかな登山道を登っていくと磐

梯山、猫魔ヶ岳、雄国沼の風景が広がりました。「うわー凄いー」「登っていがったねー」

と歓喜の声。喜多方市内も眼下に眺めることが出来ました。湖畔にある休憩舎には、多く

のハイカーがいて、いつも人混みを避けるように山を登っているエコプロ隊にとっては、

「おー人がいるー」。でも、人気の山で花の良い時期なら当然の光景ですね。お目当ての

ニッコウキスゲは満開を迎えていました。花の蕾から考えるとあと2日~3日までが見頃

のようでした。朝に咲いて、翌日の夕方にはしぼんでしまうニッコウキスゲ。短い花期を

謳歌しているような風景でした。

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