2021.7.24 月山ニッコウキスゲ登山
令和 3年 7月24日(土) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
梅雨明け十日は天気がいいとされますが、今年の梅雨明け後は真夏日が続き大変な暑さと
の戦いです。月山は森林限界を超えて日陰になるところが全くない偽高山帯から高山帯とな
って、暑い陽射しが厳しそう。リフト乗り場まで結構な汗を絞られて、気持ち良かったのは
リフト乗車中のみ。でも振り返れば真っ白な雲海が広がり神々しい風景を見下ろしながら出
発できました。連休の好天とあって人の波が押し寄せる登山道を逃げるように山頂へと向か
いました。中腹コースの雪渓では月山を象徴する夏スキーをする人たちを見ながら牛首へと
登り、今年はコバイケイソウの当たり年で見事に咲き揃う花を見ながら汗を引かせます。容
赦ない陽射しを受けながらも、ミヤマリンドウ、キヌガサソウ、ハクサンフウロ、ハクセン
ナズナ、ウサギギク、ハクサンボウフウなど色とりどりの花に励まされてようやく山頂へと
上がると、すでに多くの登山者が歩いていてびっくり!頂上小屋の女将さんも「今日は朝か
ら凄いよ」とのこと。この喧騒を抜け出し胎内岩が望める涼風吹く展望地まで移動してラン
チタイム。ここは別天地で30分も休みを取っていたら体が冷えてくるほどでした。高山植物
咲き誇る登山道を引き返すと、山頂台地はさらに人の数が増していて大賑わい。スルスルと
鍛冶月光坂を下りて金姥から姥ヶ岳を回りキンコウカやトキソウ、ハクサンシャクナゲ、チ
ングルマなどを見て、緑に映えるニッコウキスゲと雪渓、青空と稜線などこれぞ月山という
夏山の景色に満足しながら帰ることができました。
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