2021.8.29 月山縦走（弥陀ヶ原～湯殿山神社）

令和３年  ８月２９日（日）       参加者：１０名          ガイド：近田郁子 

　この日の月山も青空が広がっているといえ風が涼しく、どこか秋を感じる気候でした。

雲も真夏とは違い、流れるような秋の雲になっていました。中之宮では、感染者数が増え

てきている影響からか、７月にはマスクを着けていなかったウサギがちゃんとマスクを着

けていました。弥陀ヶ原湿原の植物も少しづつ葉の色が黄色くなってきていて、色んなと

ころで秋の気配を感じます。終始広がる青空と涼しい風と、太陽の光を受けて輝いている

景色とで、山頂まで爽やかに登ることができました。山頂から姥ヶ岳方向を見ると鳥海山

は見えないものの、朝日連峰までははっきりと見え、金姥から湯殿山神社へ続く登山道も

くっきり見えました。また金姥分岐からも山頂の月山神社が見え、普段はあまり振り返っ

て見ないアングルに思わずみなさん写真を撮っていました。金姥から装束場まではたくさ

んのエゾオヤマリンドウの花が開いていました。装束場まで向かう途中に見える湯殿山、

神々しかったです。装束場から金月光、水月光を下りますが、さすが修験の道、慣れてい

るみなさんもやはり気を使いますね。今回は２名の方が金剛杖を持参されていて、「丑年

御縁年」の焼き印を押してもらっていました。ただ今回は旧湯殿山ホテルがゴールです。

なんとなく湯殿山神社の参籠所で気持ちが切れてしまうからか、下り道とはいえ参籠所か

らの４０分は長く感じました。休憩時間も含みますが約8時間の長時間の山行、大変お疲

れ様でした。