2021.9.11 神室山
令和3年 9月11日(土) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
コース:有屋登山口~山頂 往復
みちのくのアルプス神室連峰の主峰神室山に登ってきました。金山ダムの奥から入山する有
屋コースの往復です。このコース約半分はサワグルミやカツラの巨木、トチノキなどが林立
する美しい渓畔林を歩くことになり、沢水で冷やしながら爽やかに歩くことができます。し
かし、二股から一気に傾斜は増してつづら折りの急登が待ち受けています。渓畔林からブナ
林に変わり、この日は大きく成長したツキヨタケなども横目にひたすら登りました。ブナの
高木もなくなりかけた頃に木々の合間から、紅葉が始まった神室連峰の稜線が見えて、もう
少しと声を掛け合って頑張りました。ようやく稜線に出ると遮るものがなくなり秋田県と宮
城県側の山塊が見られて、神室連峰の主峰も間近に見えました。それまでとは違う開放的な
気持ちいい稜線を歩いて神室山(1,365m)に登頂です。低い雲が広がって鳥海山の雄姿はお
あずけでしたが、深い山並みの神室連峰の縦走路とそこに聳え立つ連峰最高峰の小又山、鋭
鋒が特徴の火打岳が綺麗にかつカッコ良く見られて頑張った分報われました。
東北を代表する神室連峰の醍醐味を経験するとともに、今度は違うコースからこの山に登っ
てみたいと思わせる山頂からの眺めに満足して下山しました。
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