2021.11.14 低山と温泉シリーズ⑥ 金峯山
令和3年 11月14日(日) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
温泉:かたくり温泉ぼんぼ
摩耶連峰最北に位置するやまがた百名山の一つ金峯山に登ってきました。今回は青龍寺上
部の金峯山祈りの古碑道から入り、参道杉並木と古碑群を抜けて中の宮~金峯神社本殿~一
望台の往復、約5キロの道のりです。中の宮まで車で行くことができるので、参道杉並木を
歩く人は意外に少なそうです。入り口に「古碑の道」と大きく書いてあるように、伊勢講、
甲申塔、湯殿山など数多くの古碑が並び、本数こそ少ないですが羽黒山の杉並木に勝るとも
劣らない立派な杉が両脇に立ち並び、幻想な雰囲気が漂い冷えた空気に凛とした気持ちにな
りました。また、古くから文学人が多く門人が建立した各先生の墓石が多く、この地域なら
ではの特色が伝わってきました。途中大杉の胎内くぐりをして、中の宮で御朱印(立派で
す)を頂いたり、無想の滝に立ち寄るなどして30分遅れの登頂になってしまいました。一望
台からの眺めは正に鶴岡城下を一望で、上部に雲はかかっていたものの、海岸線から裾野が
伸びる鳥海山や、遥かに冠雪の栗駒山などが眺められて、満足の展望が得られました。下山
も現在整備中の桜回廊に寄り道しながら下り、短いコースながら見どころ多い金峯山参拝登
山になりました。一番のびっくりは「禁酒の瓶」。お札を頂き封印してお祈りすれば大酒飲
みが直るそうですよ。心配なお方にはお勧めです。天気にも恵まれてナニコレ発見の多い金
峯山でした。桜の頃もいいでしょうね。
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