2021.11.27 低山と温泉シリーズ⑧大倉山&楯山城址
令和3年 11月27日(土) 参加者:8名 ガイド:真鍋雅彦
温泉 市太郎の湯
本来は阿武隈山地の岩岳でしたが、一昨年の台風19号で県道が通行止めになったまま復旧
していないため、予定を変更して仙台の奥座敷秋保の低山二座を登ってきました。
一座目は羽山権現が祀られる信仰の山「大倉山」。地元の人は羽山様と呼び篤い信仰が残
る山は、里山特有の急斜面で上り下りが大変だと思いますが、463mの山頂には立派な御社と
釣鐘があります。山頂からの眺めも良く、眼下に秋保温泉が一望できエコプロで登っている
宮城の低山蕃山や太白山が見られ、太平洋の奥に金華山まで見ることができました。この日
は強い寒気が東日本一帯に入り込み、山形県内の市街地でも初雪が観測されて、朝の移動の
関山峠は低いところからすっかり雪化粧で、県境を跨いでも雪道が続くほどだったので、太
陽光とこの眺望で笑みが戻りました。と言っても気温は低く日が射したかと思うと小雪交じ
りの小雨があるなどコロコロ変わる天気でした。その影響がもっとも出たのが二座目の楯山
で、334mに登頂したころ丁度天候が一変して、モサモサと雪が降り始めて、展望地からI
邸を探すのを楽しみにしていましたが、吹雪で見ることができず城跡を素通りしただけにな
ってしまいました。その後にはちゃっかりI邸にお邪魔しておもてなしを頂戴しました。さら
にオプションで※慈眼寺参拝をしてご利益を授かってきました。様々な魅力がある仙台市郊
外にはまたゆっくり訪ねてみたいですね。
※1300年の歴史上2人目となる過酷な修行「大峯千日回峰行」と、飲まず・食べず・寝ず・
横にならずを九日間続ける「四無行」を満行した塩沼亮潤大阿闍梨が2003年秋保に開山
した寺。
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