2021.12.4 低山と温泉シリーズ⑩ 鹿狼山&五社壇
令和3年 12月4日(土) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
温泉:鹿狼の湯
福島県新地町と宮城県丸森町の県境にある山、五社壇と鹿狼山の二座を登ってきました。
西高東低の冬型気圧配置で、山形県を出る時は厚い雲に覆われて小雨状態でしたが、笹谷ト
ンネルを宮城県に抜けるといきなり太陽光が射し込み車内のテンションはアゲアゲです。一
座目の五社壇は鹿狼山と鈴宇峠で分け隔てられて、峠道の北が五社壇で標高は383mです
が、峠の標高が260mなので少し汗ばんだころで登頂するやさしい山です。まだ紅葉して
いる葉っぱが残る晩秋の森から太平洋を望みながら、陽だまりトレッキングが気持ちよかっ
た。ピストンして戻り次に目指すは峠の南側の標高430mの鹿狼山。海岸沿いの新地町から
亘理町を経て阿武隈川まで一直線に続く山々を亘理地塁山地といいます。歩きやすいように
盛り上がった登山道は、2億6千年前に活動が始まり、6,500年前に隆起した花崗岩です。
少しアップダウンのあるこの道を、またものんびり陽だまりトレッキングで鹿狼山を目指し
ました。1時間30分程で登頂した鹿狼山は大展望地で、眼下に広がる太平洋を見ながらポカ
ポカランチができました。5本の登山道がある鹿狼山山頂には天気に恵まれて、多くの人が
行きかっていました。水平線から昇る御来光を眺める絶景の場所。初日の出を拝むため登る
人も多くいるそうです。
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