2020.4.9 櫛形山山脈縦走

令和４年  ４月９日（土）     参加者：１３名     ガイド：真鍋雅彦・伊藤尚人

コース：大沢尾根コース～櫛形山～板入峰～鳥坂山～白鳥山～鳥坂城跡～白鳥山  

             ～追分コース～白鳥山公園                               （所要時間：約７時間）

　新潟県胎内市と新発田市に跨る日本一小規模の櫛形山脈を歩いてきました。胎内市の胎内

川から新発田市の加治川に挟まれる山脈の長さは13.5ｋで、最高峰の櫛形山の標高は568ｍ、

平均すると300ｍ規模の低山が連なる山脈です。山開き前で芽吹き前の見晴らしのいい尾根歩

きが魅力で、日本海から越後平野に広がる眺望と越後山脈の荒々しさに飽きることがありま

せんでした。間近に迫る飯豊連峰は白銀の大日岳から北股岳、朳差岳まで屏風の如く高峰が

連なる圧巻の風景が見られました。名残の雪も所々にあり、気温が25℃を越えた暑い日に涼

を感じることができました。雪解けもまだということで、草花も咲き誇る前でしたが、イワ

ウチワやキクザキイチゲなどが開花した群生地もあり、最後には一輪だけ深紅のミスミソウ

も見ることができました。7時間の山歩きはアップダウンがあり暑さに慣れきっていない身体

には少々酷でしたが、眺望の良さに助けられ自然の生命力にエネルギーをもらった山脈縦走

になりました。