2022.6.8 シラネアオイ・トレッキング
令和4年 6月 8日(水) 参加者:11名 ガイド:伊藤尚人
コース:姥沢~リフト下駅~ゲレンデを歩きリフト上駅~姥ヶ岳~柴灯森~金姥分岐~
装束場~春木戸分岐~自然博物園
月山柴灯森付近のシラネアオイを見に、毎年恒例のトレッキングに行ってきました。
月山ペアリフトの架け替え工事が一週間前倒しとなり、見事にこの日に当たってしまいました。加えての雨降りにも関わらず、多くの参加者が集まってくれました!
姥沢駐車場先の協力金小屋まで除雪が完了していましたが、3mほどの雪の壁に一同びっくり。今年は本当に雪が多いです。
雨&リフト運休で誰もいない中、貸し切りのゲレンデ内を悠々と歩けたのは貴重な体験でしたね。
視界がほぼないままキツい傾斜を登り上げると姥ヶ岳へ着きました。
ここからがお花の見所です。ハクサンイチゲ、ヒナウスユキソウ、イワカガミ、チングルマ、ミヤマキンバイ・・・まだつぼみの花も多かったですが、つぼみの状態ほど色が濃く、かわいらしい姿を楽しめました。
前評判ではピークが過ぎたとか、数日前の降雹被害が心配されましたが、お目当てのシラネアオイは早々に見つかり皆さん大興奮!場所によってはたくさんの株が楽しめました。
これで本懐は果たしたところですが、下山も要注意です。清身川手前の雪渓は垂直に盛り上がり、まるで絶壁でした。かたい雪にステップを切って慎重に下りました。
装束場から先も気が抜けません。石跳川の上に乗ったうすくもろい雪渓を渡り切り、安心の森の中に入りました。雨でずっともやの中でしたが、緑の濃くなったブナの森はいっそう輝きを増していました。あとは通い慣れた博物園内を下りきればネイチャーセンターです。
期せずしてバリエーションコースになりましたが、無事に下山できました。皆さんの登山力と月山愛に感謝です!
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