2022.6.12 不忘山
令和4年 6月12日(日) 参加者:7名 ガイド:真鍋雅彦
硯石コース:硯石登山口~不忘の碑・白石コース分岐~不忘山ピストン
(所要時間:約6時間30分)
蔵王シリーズ今回は、蔵王連峰最南端の不忘山(175.3m)に登ってきました。不安定な天
気が続いていましたが、出発地点から中腹までは雨具いらずの登りで、すこし蒸し暑い中で
も快適に登ることができました。ミズナラを中心とした樹林帯は霧に覆われ幻想的で、ヤマ
ツツジやシロヤシオツツジ、ムラサキヤシオツツジなどが色鮮やかに出迎えてくれました。
樹林帯を抜けると雨は降ったり止んだりで、霧はさらに濃くなり展望をあきらめていたその
矢先に、霧が吹き上げられて不忘山のシルエットが現れました。しかし、霧はすぐに覆いか
ぶさって不忘山からの大展望を得ることはできませんでした。それでも、連峰随一の花の種
類がある不忘山周辺は、ハクサンイチゲが満開で、なにより登山道わきに雫を光らせた可愛
らしいたくさんのユキワリコザクラが咲いていて、展望は得られづとも満足の登頂となりま
した。さらに下山開始後は、屛風岳からの残雪の稜線と、不忘山南側の展望が開けて、長老
湖や広々とした風景を眺めることができて、次々に変わる展望に一喜一憂できました。雨が
多いこの時期でも、何年かに一度は快晴の登山もできるのでしぶとく登り続けましょう。
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