2022.7.17 杢蔵山
令和4年 7月17日(日) 参加者:6名 ガイド:近田
「杢蔵山」は、新庄市民に親しまれている山ですが、沢や杉林、広葉樹林帯など様々な景
色を見せてくれるバリエーションに富んだ山です。なかなかな急登もあり、登りごたえもあ
ります。山頂まで2回ほど沢を渡りますが、その沢のところで、学生の頃には杢蔵山に登って
この沢で芋煮会をしたというお話を聞き、杢蔵山がずっと市民に親しまれ続けていることを
実感しました。杢蔵山荘を超え、山頂を目指す途中には絶妙な紫色のヤマルリトラノオが見
ごろでした。山頂までの稜線に出れば、険しい神室連峰の山容が感じられるのですが、この
日はただ真っ白な中を歩いて山頂に着きました。雨の心配もあり、まずは下山することにし
たのですが、稜線から少し下ると、なんと新庄市街が見えるほど雲が晴れていました。三角
山のアンテナ棟も赤い屋根の山荘もはっきりと見えました。同時に月山の手前には局所的な
雨雲があり、近づいてきているのが分かりました。すぐにポツリと来たので山荘で昼食をと
っていると、雷鳴と激しい雨が。下りる方向とは逆方向に雲が移動していることもあり、少
し雨の中を歩いて下山を開始しました。30分ほどで雷雲は背後に移動し、夏の日差しが差し
込んできました。行きも帰りも汗をかきましたので、皆さん水分を多く摂っていたようで
す。帰りは一の滝を眺めで沢沿いを歩き、汗と沢水に濡れて無事下山となりました。
余談ですが、帰路、村山市を移動していた時はものすごい豪雨でワイパーを最大に動かして
も視界が悪かったです。雨雲の位置でこんなにも天気が違うのかと実感しました。
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