2022.7.23 姥ヶ岳 ニッコウキスゲ登山
令和4年 7月23日(土) 参加者:6名 ガイド:伊藤尚人
コース:自然博物園~元玄海~首なし地蔵~春木戸跡~一ノ木戸跡~装束場~清身川~
金姥分岐~姥ヶ岳~リフト上駅~リフト下駅~姥沢~大門海沼~自然博物園
今年は梅雨明けしてからというものパッとしない天気が続いています。この日も天気は雨
模様。こんな天候でも思いがけない展望のご褒美をくれることがあるのもまた山です。そ
んな期待をしながら玄海広場を出発します。今回のルートはネイチャーセンターから装束
場を通り、姥ヶ岳周辺のお花を観賞して姥沢から歩いてネイチャーセンターへ下るという
長丁場なコースです。歩き出しから勢いのある雨が降り、蒸れてカッパの中も外もダラダ
ラになりました。ですが春木戸あたりには雨も落ち着き視界も開けてきました。装束場を
過ぎると一気に植生が変わり、可憐なお花たちが登場しはじめました。まだ雪の残る場所
からは春のお花が咲き始めたばかりで、春の花夏の花両方を楽しめます。湿地にはヒナザ
クラにチングルマ、イワイチョウやコバイケイソウ、お目当てのニッコウキスゲなど花盛
りです。清身川のキヌガサソウの花は残念ながら終わっていましたが、白いタテヤマウツ
ボグサを発見できてラッキーでしたね。金姥から姥ヶ岳はまさしくお花の楽園で、ニッコ
ウキスゲはピークを過ぎたものの、キンコウカが咲き始めていて、両者共演のイエローワ
ールドでした。姥ヶ岳登頂まで待ってくれていたように、下山開始直後からまた雨が降り
始めました。しっとりと雨に濡れながら大門海を通り、無事にネイチャーセンターまでた
どり着くことができました。
0コメント