2022.9.17 湯ノ沢岳
令和4年 9月17日(土) 参加者:12名 ガイド:真鍋雅彦・伊藤尚人コース:湯ノ沢岳登山口~471ピーク~尾根分岐~湯ノ沢岳山頂ピストン
(所要時間約7時間)
14日の摩耶山に続き、この山地の中央に位置する湯ノ沢岳に登ってきました。旧朝日村を
国道112号線で鶴岡市街地に向かう車窓から湯ノ沢岳は聳え立って見えますが1,000mにも満
たない山です。それでも、登山口からの標高差は800mを越えて、距離も短く急峻な登りを強
いられるパンチの効いた山です。信仰の山として利用していた山伏の強靭さが伺えます。こ
の日市街地では30度を超える気温があり、残暑厳しい登山にもなりました。厳しいなかでも
標高を上げるたびに広がる眼下の景色は絶景で、黄金に色づいた田園の風景、東にどっしり
月山を構える出羽山地、北方に目を転ずれば出羽富士に相応しい姿を聳え立たせる鳥海山な
どの眺望が楽しめました。また、急峻ながらも“ブナ平”の名称が付く場所などがあり、登山道
の周りには太いブナや奇形のブナ、美しいシロブナなどが立ち並ぶのもこの山の特徴です。
やせ尾根や岩場もありギュッと山のエッセンスがちりばめられたような湯ノ沢岳に、今回も
切れのいいパンチを繰り出され、KO寸前でしたね。
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