2022.10.19 大平山&古城山
令和4年 10月19日(水) 参加者:10名 ガイド:白田孝人
尾花沢にある大平山と古城山に登ってきました。当初は古城山でなく岩円堂でしたが、
岩円堂へのアプローチが悪く諦めました・・・。大平山は、やまがた百名山の一座で、
細野集落の方々が登山道の整備をしてくれています。今回も新しい看板やロープが設置
されていました。登山道は基本的に急ですが距離が短く30分~40分ほど頑張れば、
見晴台まで一気に登れます。見晴台からは翁山や二ツ森、そして眼下に細野集落が広が
り解放感抜群でした。見晴台から山頂まではブナの二次林になっていて、とても雰囲気
が良く、急登で苦労した皆さんも気持ち良く登りを楽しめたようです。山頂でしばし眺
めた後、一端下山して、次の目的地古城山に向かいました。古城山は、戦国時代に築か
れた山城”延沢城”があった場所です。城を治めていた延沢氏は武勇に優れ、後に最上義
光の家臣となり、東北の関ヶ原と言われた戦いでも上杉軍と戦い功績を挙げたと言われ
ています。山全体は杉の木で覆われていますが、一端中に入ると三の丸跡、ニノ丸跡、
本丸跡、登城路や門跡、曲輪など山城の特徴を今に残しています。また、本丸跡に立つ
樹齢1100年の大杉は凄かったです。出発した場所に常盤公民館があり、延沢城跡に
関するパンフレットをいただきました。草刈も完璧だし説明板もしっかりあるし、地域
全体で延沢城跡を保存していこうと言う意識が高いのでしょうね。良い所でした。
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