2022.11.26 低山と温泉シリーズ⑧ 鉤掛森
令和4年11月26(土) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
コース:ふれあいの森登山口~ふれあいの森山頂~鉤掛森~ふれあいの森登山口
(所要時間約5時間)
温 泉:神室温泉ホットハウスカムロ
土曜日と日曜日に掛けて金山町のやまがた百名山に登って来ました。土曜日は、グリーン
バレー神室から延びる林道終点から鉤掛森に出発です。最上地域観光協議会によると、鉤掛
森の名前の由来は、金山町から秋田県役内越えの尾根上になる鉤掛森に、峠の神に安全を祈
るために、木の股で作った「かぎ」を頂上の大木に掛けたこととなっています。先人の峠を
越えた交易があったことを物語りますが、大変な労力が必要だったことも伺えますね。この
森はブナが主役で、林床にはクロモジやコシアブラなどがありますが、亜高木的な存在が目
立たない見通し抜群の美しい森です。林床にはハウチワカエデの葉っぱが目立ち、春の可憐
な花の姿が想像できました。また、せせらぎもあり深く切り込んだ場所にはリョウメンシダ
の緑が鮮やかで、晩秋の森の中一層の輝きを見せていました。一時的に雨に当たることもあ
りましたが、全般に天気は良くて暖かな日差しを受けながら気持ち良く、落葉後の美しいブ
ナと、展望地や木々の間からは神室連峰や丁山地の山々が眺められて、秋の恵みのキノコも
採れて、ツチアケビやアキノギンリョウソウなどの珍しい腐生植物も見られて、話題豊富な
トレッキングになりました。
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