2018.7.21 獅子ヶ鼻湿原トレッキング

平成３０年 ７月２１日（土）    参加者 ８名        ガイド：真鍋雅彦

  連日の酷暑猛暑にエアコン漬けになっていませんか？秋田県にかほ市中島台の

獅子ヶ鼻湿原に避暑を兼ねて行ってきました。獅子ヶ鼻湿原は“出つぼ”と言われ

る毎秒１．８トンも湧き出る湧水と鳥海マリモ、奇形ブナが散在する森が見どこ

ろで、湧き水＋ブナの森で涼を味わってきました。木道で整備された散策路は歩

きやすく、江戸時代から薪炭に使用された森には”あがりこ”と呼ばれる奇形木に

最初から目を惹きつけられます。その名も有名な「あがりこ大王」「あがりこ女

王」「燭台」は貫禄十分で、人間の生活に関わりながら懸命に生きてきた証に、

動かぬ植物の力強い生命力を感じました。森の中は蒸散作用ですっととする涼し

さですが、湧水の流れは見ただけで汗が引くようでした。木漏れ日が湧水に射し

込むと流水の透明感は抜群で、鳥海山麓の豊富な水源を間近に見ることが出来ま

した。味わいと言えば今回も庄内の夏定番“岩ガキ”にも舌鼓を打って帰ってきま

した。