2023.8.6 鳥海山
令和5年 8月6日(日) 参加者:9名 ガイド:真鍋雅彦
コース:矢島コース~祓川~七高山~新山~七高山~康新道~祓川(所要時間10時間30分)
出羽富士鳥海山に登ってきました。全国猛暑続きで、南にユータン台風、北には停滞する前
線など不安定な天候に雷や局地的降雨などがあり、雨覚悟でしたがなんと雨無しで終えるこ
とができた長丁場でした。5時30分5合目の祓川を出発して順調に高度を上げていき、結構な
汗を絞られても8合目には冷たい雪解け水があるから大丈夫と頑張って着いてみると、雪は跡
形もなく溶けていて枯れ沢にがっかり。気を取り直し9合目氷の薬師をクリアすると、七高山
まで急登の舎利坂はチョウカイアザミ、アオノツガザクラ、イワギキョウ、アキノキリンソ
ウ、ホタルブクロなどの花がぎっしりと咲き揃って、高山の風景に満足しながら七高山に登
頂できました。七高山からは外輪山の荒々しい絶壁と、積み重なる石が盛り上がる新山ドー
ムが現れて、鳥海山を象徴する風景にいよいよあそこに登るんだと気合が注入されました。
無事2236m登頂。せまい山頂に素早く記念写真を撮って下りてきましたが、新山はみなさん
身軽に岩を登れるので身体能力があるんだなぁと、改めて思った次第でした。復路は初代祓
川ヒュッテの管理人佐藤康さんと秋田大学の人たちで切り開いた康新道を経由して、荒々し
い火山活動のなごりに咲くチョウカイフスマ、登山道を埋めるほどのハクサンシャジンなど
の花々を愛でながらたっぷり鳥海山を満喫してきました。
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