2023.9.2 地神沢&クロノ沢
令和5年 9月2日(土) 参加者:10名 ガイド:白田孝人
コース:七ヶ宿スキー場先の林道(1.5h)~地神沢下降~クロノ沢出合い~
クロノ沢遡行~林道(1.0h)
東北三大?ナメ沢と呼ばれる地神沢&クロノ沢に行ってきました。場所は宮城県七ヶ宿
の峠田岳の南麓。叶道沢へと流れ込む3つの沢の内の2本です。七ヶ宿スキー場を過ぎる
とまもなくスタート地点の林道入口です。実際はその先まで車が入れるのですが、作業を
している林業会社の作業員から進入NO!の非情な宣告が・・・。太陽の日差しが差す中、
トボトボ歩くこと20分。当初予定していた場所に到着。そこには、作業員の目を潜った
2台の車が・・・。「んー、まーしょうがないか」モヤモヤした気分でしたが、気を取り
直して入渓ポイントまで、さらに1時間ほど歩きました。そして、いよいよ地神沢へ入渓。
最初はゴーロ沢ですが、段々とナメ床に変わってきました。ただ、水量が少ない!この夏
の雨水の不足で山もカラカラのようです。それでも癒しの沢と呼ばれるだけあって、気持
ちの良い歩きです。所々にポッドホールがあり溜まった水に浸かりながらクールダウン。
「おー冷たいー」「気持ち良いー」と皆さん楽し気でした。この周辺の沢は、イワナ釣り
の沢としても有名で、途中で竿を持って遡行してきた若者とすれ違いました。確かに魚影
は濃い感じで、水が溜まっている小滝の落ち口には沢山のイワナの姿が見えました。習性
として人の姿を見ると岩の隙間に逃げ込むので、試しに手を差し込んでみると、いること
いること。体を寄せ合ったイワナがウジャウジャいて、手掴みで何匹か捕まえてみました。
大きいのでは25cmほどの良型も数匹。楽しいアトラクションでした。下ること1時間
30分ほどでクロノ沢との合流点。テン場のような場所で昼食を取りクロノ沢へ。名前の
由来なのか黒っぽいナメ床が印象的な沢でした。クロノ沢も長いナメが続き、水量が多け
れば圧巻のナメ滝もあり魅力的な沢です。最後もヤブ漕ぎ無しで無事脱渓。次回は、水量
の多い時に再訪してみたいと思います。
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