2023.9.16 神室山
令和5年 9月16日(土) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
コース:金山町有屋口コース~二股~八幡神~神室山頂往復(所要時間約9時間)
栗駒国定公園の神室連峰の主峰神室山に登ってきました。本来最上町の根の崎口コースか
らの予定でしたが、8月の豪雨で林道が通行止めになってしまい、金山町有屋口に変更しま
した。どちらから登っても登りがいのあるコースですが、有屋口からは出発して1時間30分
程の渓谷を歩き、二股から一気に尾根まで登り上げる2段構えが特徴です。渡渉があり長丁
場の登山なのでやはり天気が気掛かりで、この日は雨覚悟で登らなくてはならないような予
報の通り、出発準備中にパラパラと降り始めました。しかし、雨具を着込み20分も歩くと雨
は止んで、その後下山するまで雨は降らないという“カッパ神”に感謝の日になりました。暑さ
は今年の異常を受け継いでもちろん大汗を滴らせながらでしたが、太陽光を遮る厚い霧に覆
われたため強烈な暑さからは免れました。暑さはないが視界もない、真っ白な頂上からの風
景でしたが、みちのくのアルプスと呼ばれる神室山登頂はそれぞれ感慨深いものになったと
思います。神室山系のブナ林と渓谷に林立するカツラやサワグルミの巨木、清流にも触れな
がら、豊かな自然の奥深さを感じる(それどころではない?)神室山登山でした。
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