2023.10.18 黒伏山
令和5年 10月18日(水) 参加者:8名 ガイド:真鍋雅彦
コース:黒伏高原駐車場~南壁~黒伏山~白森山~銭山~福禄山~柴倉山分岐~1101尾根~
黒伏高原駐車場 (所要時間約8時間45分)
船形連峰西側の東根市に黒伏高原Jungle×Jungleスキー場があり、冬でも前衛的な山に登る
ことが容易になっています。このスキー場の西にあるのが黒伏山で、圧巻の南壁と共に聳え
立つ山容は迫力があります。天気にすこぶる恵まれた今回も南壁の下部に立ち寄りながら、
4座を巡り周回してきました。南壁の高度差は300ⅿで下部からの仰視も圧巻ですが、登り上
げた南壁頂上稜線からの俯瞰も圧巻で黒伏高原全体はもとより船形連峰から二口山塊、蔵王
連峰と続き、白鷹広陵と朝日連峰まで見渡すことができました。なにより足元からスパッと
切り落ちているので、迫力とともに高度感も抜群です。展望がない黒伏山から縦走路を辿る
と前方には綺麗な山容の白森が見えてきます。一旦下り登り返すと今度は一面紅葉の樹林帯
が現れます。西には沢渡黒伏が聳え、彼方に村山葉山と重なる月山、尾花沢の御堂森の頂上
も見えて、船形山も近づいて見えました。気持ちの良い縦走路を東に向けて銭山、福禄山を
回ると前方にはどっしり構えた柴倉山が現れ、登行意欲がかき立てられました。俯瞰する紅
葉から1101尾根の中はトラバースの難路が続きますが、ブナの黄金の輝きとオオカメノキや
ウルシの艶やかな紅葉に魅了されて進み、最後の急斜面を下りてゴールしました。小春日和
に恵まれて爽やかな汗と、あぶら汗もにじませた充実の縦走路でした。
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