2023.12.9 低山と温泉シリーズ⑨高取山
令和5年12月9日(土) 参加者:11名 ガイド:伊藤尚人
コース:土橋登山口~中間地点~心臓破りの坂~高取山山頂~展望広場~岡コース周遊~
高取山山頂(2度目)~土橋登山口
温泉:ひまわり温泉ゆ・ら・ら
白鷹丘陵の北端に位置する高取山はやまがた百名山の一座です。その登りやすさから地元
の人々に愛されていて、今回は贅沢に全3コースを巡る周回をしてきました。登りやすいと
いうことは登山道の整備が行き届いているということで、草刈りや道幅の確保はもちろんの
こと、排水のための溝がまめに掘られていたりと随所に地元の方々の愛を感じます。山全体
はナラやアカマツの林が主なのですが、枯木はしっかりと処理してあり、さらにナラ枯れ予
防までしてあり後世にこの山の環境を残そうという意志を感じる森でもあります。この日の
予想最高気温は16℃と季節外れの暖かさになると予報されていたので惑わされた方も多かっ
たでしょう、県内の多くは朝から濃霧に包まれ、とても冷えた朝になりました。真っ白な
中、標高を上げると少しずつ霧が晴れていき、山頂の展望広場からは雲海の上にそびえる奥
羽山脈が一望できました。今回はこれで終わらず、岡コースへいったん下り、新コースの北
尾根を登り上げて再び山頂に立ちました。今度はしっかりと霧が晴れて中山町や市街地まで
も見渡せる絶景となっていました。「やっぱり2回登らんなねっけんだなー」と大展望を前に
思わずにはいられません。絶景と暖かな日差しの中のおやつタイムは格別でしたね。現地ガ
イドのSさんはじめ、ご当地の数々のおふるまいをいただきありがとうございました。山以上
に印象に刻まれる銘菓となりました。下山後は現地ガイドの案内で旧柏倉家住宅の外観を眺
めてきました。冬期閉鎖中だったので、次回は開館の時期にそのお屋敷の広大さを体験して
みたいです。
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