2024.5.3 残雪芽吹きハイク②”焼山尾根周遊”
令和6年5月3日(金)祝 参加者:9名 ガイド:伊藤尚人
コース: 国道112号~下皮松谷地~皮松谷地~焼山尾根~カワクルミ沼~リュウキンカ沼~
国道112号
GWも後半戦、月山スキー場は朝から満車で姥ヶ岳の斜面にはアリのように人の行列が並
んでいます。それもそのはず天気は快晴、遠くの峰々まで見渡せるほど空気が澄んでいま
す。そんな中、私たちは湯殿山山麓にひっそりと佇む癒やしのオアシスに新緑を探しにやっ
てきました。歩き出しから標高900mほどにかけて、みずみずしいブナの新緑に目を奪わ
れました。芽鱗もほどよく落ち、雪もみじも少しずつ始まっています。これから雄花が降り
積もり、雪もみじも本番になっていくでしょう。心配した雪不足ですが、本日のルートはヤ
ブをこぐこともなくギリギリ雪をつないで歩けました。そうは言っても雪融けの早さにはび
っくりしてしまいます。でもそのおかげもありました。例年、残雪が高いのでリュウキンカ
など湿地の花は遠い上から見下ろすのが通例でしたが、今回は陸地と変わらない高さのため
間近で湿地のお花が楽しめました。なにより木々の芽吹きエネルギーがすごかったですね。
芽吹きの淡い色彩は日の当たり具合によって表情が変化するのでこの時期ならではの楽しみ
があります。さわやかな風が吹き抜ける中、芽吹きパワーをもらい元気になって帰ってきま
した。道中、水中フキノトウも発見!珍しい光景でした。
0コメント