2024.6.15 南面白山
令和 6年 6月15日(土) 参加者:11名 ガイド:近田
今回は二口山塊の美しいブナの林を堪能しながら南面白山へ。権現様峠の分岐を経由して
南面白山を目指すこの権現様コースは、紅葉川の上流を川に沿って歩き始めます。アップダ
ウンはそんなにきつくありませんが、登山道が狭く片側が切り落ちているのでなかなか油断
のできない山歩きが続きます。でも適度に風も吹き込んでくるので、沢の音とあいまって、
終始持ちの良い時間でした。あまり目立つお花が多くありませんでしたが、マイヅルソウ、
ヤグルマソウ、フタリシズカ、ウゴツクバネウツギなど白いお花が咲いていました。面白山
大権現の石碑のところにはギンリョウソウがまとまって咲いていてブーケのようでした。昼
食後、南面白山山頂までのきつい登りを登りきると、一気に視界が開けて大東岳が間近にそ
びえます。山形市内からも目立つ大東岳ですが、近くで見る迫力は違いますね。山頂からは
小東岳や糸岳の登山層も見え、二口山塊の縦走の話題で盛り上がりました。下りのブナの林
では、ブナと差し込んでくる木漏れ日が本当にきれいで思わずみなさんから声が漏れるほ
ど。どの山でもブナは美しいですが、この日の南面白山のブナもキラキラと美しかったで
す。ゲレンデまで降りると、鬱蒼とした藪の中でヤマグワの実が色づいていました。今は動
かなくなったリフトがちょっと物悲しかったです。
さて余談ですが、途中で見られたアスナロから、ヒノキ科の判別方法の覚え方が話題にあ
ががりました。正解は「卑猥(ひY)なヒノキ、H(エッチ)、サワラないで」でWはアス
ナロ(ヒバ)でした。
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