2024.9.14 小朝日岳＆鳥原山

令和６年９月１４日（土）　　参加者：９名　　ガイド：伊藤尚人

コース：古寺登山口～ハナヌキ分岐～古寺山～小朝日岳～鳥原山～畑場峰～古寺登山口

                                            　　　　　　　　　　　　　（所要時間：１０時間００分）

　朝日連峰の数ある登山口の中でも古寺鉱泉口は、主峰大朝日岳へのアクセスがいいことか

ら最も登られている登山口の一つと言えますが、三連休の初日というのに駐車場はすっから

かんでした。それもそのはず、朝から雨降りの空です。視界はどうあれ雨はあがる予報を信

じてカッパを着て出発しました。9月も半ばというのにこの暑さはどういうことでしょう。風

もないのでたった30分でサウナ状態になりました。しかし同時に雨も止んだのでカッパを脱

ぎ、整った（乱れた？）ところで再び登山開始です。今年は数多くの樹木がたくさんの実を

つけているので、山は賑やかです。ときおり雨が降ってくるものの、もうサウナスーツは嫌

だということで雨なのか汗なのかわからないくらい濡れて着いた古寺山は真っ白。ところが

休憩しているうちに小朝日岳がみるみる姿を現し、雲の上状態になりました。この予想外の

サプライズにはみなさんびっくりです。目的の小朝日岳や下山先の鳥原山だけは雲がかかる

ことがなく、まるで我々の行き先だけが晴れている、そんな山の神に愛された一日になりま

した。本コースは下山ルートにかかる時間が登りと同等かそれ以上で、一部急な悪路もある

ため、視界がなければやってられませんね。とにかく朝日連峰らしいロングルートを堪能す

るには十分な条件でした。みなさま長時間の登山、お疲れ様でした！