2024.10.14 湯ノ沢岳(加無山から変更)
令和6年 10月14日(月)祝 参加者:8名 ガイド:真鍋雅彦
コース:湯ノ沢岳登山口~頂上ピストン(所要時間:6時間40分)
本来真室川町のやまがた百名山加無山を久々に訪れる予定でしたが、7月林道に土砂崩れが
発生し通行止めになって入山できなくなり、湯ノ沢岳に変更したツアーです。
この三連休は天気に恵まれて最終日のこの日も絶好の山日和となりました。湯ノ沢岳は1,000
m未満の標高ですが、直登が続くパンチの効いた山で、古くから修験の山として、現在も信
仰心を感じながら登れる摩耶連山の鋭鋒として知られています。一合目の杉林から美しいブ
ナ林へと変わり、途中には岩場の稜線があるなど変化に富んだ登山道で、二合目や五合目、
八合目などからは展望も得られて標高が上がる度に見えてくる眺望が素晴らしく、朝日連峰
から出羽三山、それに続くように神室連峰から丁山地を経由して鳥海山までの山並みがぐる
っと広がり、日本海と飛島まで見渡せ眼下に広がる庄内平野を含める絶景のパノラマに大満
足できました。中でも臥牛山と呼ばれる月山はその名の通りで、切り立つ山体崩壊の山肌も
迫力があり、鳥海山も美しい稜線のシルエットは正に出羽富士の名に相応しく、何度も見返
し飽きることがありませんでした。その両山は大混雑だったことでしょうが、ここでは誰と
も会わず貸し切りの山を堪能できました。帰りの車窓からは湯ノ沢岳から母狩山、鎧ヶ峰を
経由して金峯山までの稜線が綺麗に見えて、縦走への意欲が湧き出しました。
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