2024.10.23 柴倉山
令和6年 10月23日(水) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
コース:黒伏高原登山口~福禄山東鞍部~1209ピーク~柴倉山山頂 (約6時間30分)
御所山県立自然公園に含まれている黒伏高原は、東側に主峰船形山が宮城県の境界に構え
て西側に盟主黒伏山、南北は東根市から尾花沢市を跨ぐ船形連峰に含まれていて、ブナの自
然林や岩峰、奇峰が連なり、縦走や秘境ルートなど多彩な登山が楽しめる山岳地帯です。そ
の一角柴倉山は奥まったところに鎮座していてアプローチは観音寺コースからもできて前回
はそこからの入山でした。今回は黒伏高原登山口から山頂をピストンで、距離は短縮できて
も急登と足場の悪いトラバースなどの連続で、標高差600ⅿ未満以上の歩きごたえに満足して
いただけたのではないでしょうか?当日は前線が通り抜けることで不安定な天気で、午後か
らは雨の予報があり、山はすっぽりと厚いガスに包まれていて展望は期待できない状態で、
気温も高く汗も吹き出しましたが、難コースは早く切り上げようと頑張っていただきまし
た。それでも、尾根では涼しい風にあたり紅葉と霧に包まれた幻想的なブナ林などを楽しめ
ました。いよいよ柴倉山アタックは難路突入で、滑る足元は鎖場や枝につかまりながら目指
し1,276ⅿの頂上に立つことができました。想定通りの雲の中でしたが、天気予報に反して下
っている最中はどんどん霧が晴れて、黒伏高原側の山並みが姿を現して柴倉山の全貌を見ら
れたことは本当にラッキーでした。また、クリタケやナラタケなど山のお土産も持って帰る
ことができ、雨もなしのトリプルラッキーで終了できました。
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