2025.11.22 低山と温泉シリーズ④金峯山＆鎧ヶ峰

令和７年　１１月２２日（土）　　参加者：９名　　　ガイド：真鍋雅彦

コース：金峯山中の宮登山口～金峯神社本殿～展望台～鎧ヶ峰～中の宮

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（所要時間約５時間30分）

温泉：こまぎの湯

　好天の先駆けになるような三連休の初日、鶴岡市民の山「金峯山」に登ってきました。春

先や晩秋の登り具合が抜群で、これまで何度も訪れています。そして、毎回現地ガイドIさん

の説明付きで、歴史的観点からローカルな話まで話題は尽きず楽しく登っています。また今

回は、金峯山山頂から南の稜線に鎮座する摩耶連山の五老峰の一つ「鎧ヶ峰」まで足を延ば

してきました。金峯山は開山1350年の歴史ある山で、国指定名勝に指定されており、参道や

登山道には見どころが多く存在しています。中の宮の清水の由来、峰中修行の証となる入峯

講中碑、みこ石、本殿やお堂、景観などにおいても説明を受けることで、何倍も印象付けが

できました。今回訪れた鎧ヶ峰においても名前の由来をお聞きしましたが、それ以上に印象

深かったのが鎧ヶ峰に通い続けるという地元の方のお話で、ベンチを作ったり、椅子の寄贈

があったりなど、鎧ヶ峰愛に満ちていて、またそれに登山者の方たちが感謝の意を表してい

るところが見受けられて、改めて鶴岡市民の山ということに納得したことでした。天気に恵

まれた鎧ヶ峰から眺めた、海に山に庄内平野が広がる景観は素晴らしく、市民ならずとも誰

からも愛され山だと感じました。やまがた百名山は地域に根差した里山が多くあり、金峯山

もまたそれにふさわしい山だと感じました。庄内柿もご馳走さまでした。