2026.8.1~2 蔵王古道2県踏破
令和8年8月1日(土)~2日(日) 参加者:8名 ガイド:伊藤尚人
1日目:不動尊~峩々分岐~雲湧谷~一天名月の碑~カナガラ仏~賽ノ磧~大黒天~
刈田岳~熊野避難小屋~地蔵山頂駅~ザンゲ坂~紅葉峠~三五郎小屋
2日目:三五郎小屋~ドッコ沼~不動滝~垢離場~行き別れ地蔵~蔵王権現碑三五郎小屋でランチを企画してから数年、いつかは宿泊したいと思っていたところ蔵王古
道がうまく繋がっていることを発見、今回のコース設定になりました。チャレンジだったの
は宮城側の蔵王古道のスタートである遠刈田の大鳥居から歩くと約20kmのロングコース
になることです。梅雨明けが延び延びになり雨予報が続く中の出発になりました。今回のコ
ースの性質上、行ったら最後エスケープルートがないことと、稜線での風雨のリスクを考え
3合目の先の不動尊からスタートすることにしました。両県の完全踏破ができないことは残
念でしたが、これが後々賢明だったとわかります。出発時は雨もあがり少し青空が見え始め
て期待させるスタートでしたが、これが今回のベスト天気でした。進むにつれて暗くなる
空、深まるガス、狭まる視野・・・、小雨も降るのでアサギマダラも飛びませんでした。そ
れでもなだらかな古道を歩き順調に高度を稼ぎますが、八合目大黒天からは真っ白で30m
先の車も見えないほどでした。ここから急勾配になり刈田岳から稜線に出ると今度は強風が
襲います。遮るものもないのでもはや歩き続けることしかできず、避難小屋へと避難に急ぎ
ます。馬の背では強風はますます強くなりさらには弾丸みたいな雨が真横から打ち付ける始
末です。必死でたどり着いた熊野の避難小屋のなんとありがたかったことでしょう。そこか
ら先も視界不良の中、滑る木道や歩きにくいゲレンデを越え、見えないけれども三五郎小屋
から流れる音楽が聞こえた時はほっとしました。快晴の大展望も素晴らしいですが、それ以
上に記憶に残る山歩きになりました。がんばった分だけ小屋での優雅な時間は贅沢なご褒美
のように感じられました。聞けばみなさん一度は泊まってみたかったという方ばかり。本懐
を遂げお腹が苦しいほど食べて寝て、翌日の外は変わらず濃い霧の中でした。朝食のバイキ
ングをお腹いっぱい食べて最後は宝沢へと下ります。幸い雨に当たることなく下山できたの
は不幸中の幸いといったところでしょうか。来年こそは完全踏破?それとももうこりごり?
感想お待ちしてます。
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