2020.3.15 スノーシュー丸森山
令和2年 3月15日 参加者:19名 ガイド:真鍋・倉本・近田
撮影:高梨
志津温泉から出発して姥ヶ岳中腹にある丸森山(1015m)を目指しました。歩き始
めは気温が低く肌寒い感じで、時間の経過とともに青空が広がり、気温は急上昇してツア
ー終了時の体感は5月の陽気で、強い照り返しを受けた肌はヒリヒリしました。そのため
午前中の雪は堅いしまり雪で歩きやすかったものの、午後は湿雪のザラメ雪がスノーシュ
ーに被さり重たい雪を歩くことになり、積雪の変わり様からも例年より早い春の到来が感
じられました。丸森山は姥ヶ岳のなだらかな中腹に文字通り丸みを帯びたポッコリとした
山容で、山頂からは湯殿山と姥ヶ岳が間近に迫る積雪期限定の特別展望が得られます。こ
の日はまさに展望日和で白銀の山に登る雄姿を見ながらのランチタイムでした。南方には
朝日連峰や吾妻連峰を見渡す雄大な景色を見渡すことができるビューポイントの連続で、
満足の春山展望登山でした。下りは新雪を蹴散らす浮遊感を感じる喜びは得られませんで
したが、丸森山直下から大門海を経て月山湧水地まで広大なブナの原生林を埋め尽くす雪
原を歩き、世界に猛威を振るうウイルスを忘れさせてくれるまったりした空間を堪能して、
自然の心地よさ体感してエネルギーを授かることができました。
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