2020.9.20 杢蔵山
令和2年 9月20日(日) 参加者:7名 ガイド:近田郁子
みちのくのアルプス神室連峰の南端、杢蔵山。新庄市民の憩いの山として有名なこの山は、
沢沿いを歩いたりブナ林を歩いたりするなかなか面白い山です。集合場所の新庄駅東側の駐
車場からもその姿がはっきりと見え、新庄のシンボル的な山であることを感じました。歩き
始めるとすぐに、クマよけの一斗缶がぶら下がっています。『たたいてケロ、クマより お
父さん』、側面には『クソババア』と書いてあるのが何とも…。雑木林の中を歩き、数か所
の渡渉を済ませると、「七曲りの坂」「心臓破りの坂」が始まります。ここからは急登が続
く難所ですが、同時に美しいブナ林にもなります。登りきると突然視界が開け、赤い屋根の
かわいらしい杢蔵山荘に着きます。前杢蔵から市街地を眺めた後、山頂を目指しました。頻
繁に変わる天気を心配していましたが、この日は展望が良く、山頂までの途中、樹林帯を抜
ければ杢蔵山荘、その先の眼下に新庄市街が見えました。
山頂に着けば、神室連峰が一望です。火打、神室も見えました。目の前にそびえる八森山
も迫力がありました。神室連峰はまさに、みちのくのアルプス。最上郡出身の私にとって、
誇りに思う山々です。稜線をずっと歩いて行きたくなります。杢蔵山荘に戻って昼食をと
り、少し小屋の内部を拝見。綺麗に使われている小屋の様子からも、愛されてることが感じ
られる杢蔵山でした。
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