2020.10.4 丁岳(リベンジ)
令和2年 10月4日(日) 参加者:10名 ガイド:真鍋雅彦
鳥海山の東に連なり山形県と秋田県の県境に跨るのが丁山地で、その主峰丁岳は114
5.6mで原始的な森に包まれて山塊の深さを感じられる山です。登山道入り口の橋が流
出していて渡渉から始まり、そこからひたすら頂上に向けて一直線に尾根を登ります。滝
見台から見える滝、原始的なブナの大木やミズナラ、ヒメコマツ、クロベなどを見ながら
どんどん標高を上げて、汗も次々と吹き出しました。1000mを超えたあたりで季節的
にお花はありませんが、西に回るお花畑コースに入り、鳥海山が眺められる展望地を目指
しました。展望はイマイチかと期待していなかった分山頂部は見えなかったものの、鳥海
山の雄大さと秀麗な姿を望むことができて大満足。コースを反時計回りに進むと少し下が
った場所に、地蔵岩なる修行の場所で切り立った岩の上に立つことができ、足元に切り立
つ峰々の紅葉と彼方には月山と葉山が見られました。丁岳の頂上部は展望が得られないの
で、今度は東の八方に行くと丁山地の東に連なる加無山や甑山が見られて、奥にはみちの
くのアルプス神室連峰も見ることができました。6月に予定されていた今登山は、道路に
架かる橋の工事で延期になっていたもので、今回はいいとこ巡りができて無事にリベンジ
登山を終了することができました。
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