2020.10.24 六十里越街道トレッキング
令和2年 10月24日(土) 参加者:17名 ガイド:白田孝人
六十里越街道の最も山間部に位置する大岫峠越えの区間を歩いてきました。天気予報では
午前中は曇り午後から雨と言う予報でしたので雨覚悟での出発でした。紅葉は丁度見頃に
なっていてブナ林の黄葉は明るく綺麗でした。六十里越街道は山形城下と鶴岡城下を繋ぐ
街道で、主に湯殿山行者で賑わった道です。現在の山形市内から寒河江市、西川町にかけ
ては宿場が多くありました。通常の年の夏場で5000人。十二年に一度やってくる湯殿
山の丑年ご縁年には、50000人の行者が歩いたとされます。ひと夏の稼ぎで一冬暮せ
たほど宿場は大繁盛したそうです。ただ今回のコースは、湯殿山参道では使われなかった
区間で主に物資輸送に使われていました。庄内からと内陸からの交易の道として多くの人
が歩いたようです。道は峠部分に急坂がありますが、概ね緩やかな道に作られています。
秋真っ盛りのブナ林にはキノコも結構発生していて、ナラタケ、ムキタケ、ナメコなど山
の恵みも収穫しながら歩きました。約8キロ、5時間の行程でしたが、結局、雨に降られ
たのは1時間程度で難なく街道歩きを楽しむことができました。紅葉の秋を満喫できた楽
しい1日でした。皆さん、ありがとうございました!!
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