2020.12.6 低山と温泉シリーズ⑨ 大倉山
令和2年 12月6日(日) 参加者:8名 ガイド:真鍋雅彦
温泉:秋保温泉 きよ水
シリーズ最終回は、宮城県太白区秋保温泉の西側にある大倉山と、古くから残る城跡に登っ
てきました。羽山権現が祀ってある大倉山は、地元では“ハヤマサン”と呼ばれ篤い信仰心が
残る里山です。標高423.7mの山頂手前に立派なお社と小さいながら釣鐘もあります。小さ
な里山ですが結構な急斜に直登が多く「きっついねぇ~」「大変だぁ~」と口々にしながら
の登りになりました。が、そうこう言っても、山頂までの距離は1k未満なので楽しく登れ
るのが里山の魅力ですね。山頂は見晴らしが良くないものの陽だまりがあったかくゆっくり
と思いましたが、お参りをして急斜面を一気に下りて次に向かいました。
車で移動したのは、すぐ隣にある形の良い三角形をした楯山城址で、1,293年から1,602年ま
で、秋保家18代に亘りおよそ300年の間居城していた里山です。イノシシ除けの柵を開けて
入城し、20分程登るとサッカー場程の広大な敷地跡にたどり着きます。ここからはエコプロ
でもお馴染みの山、白沢五山、泉ヶ岳、蕃山方面と今登った大倉山が見え、西に回り物見だ
ったであろう場所からは、蔵王連峰から二口山塊、船形連峰まで良く見えました。そしてそ
の眼下には、今回下山後お邪魔する予定になっている、Iさんの御屋敷が見えるのです。お
訪ねすると山城から見えたとおりの、防風林に囲まれた広大な敷地にある邸宅に全員びっく
り。薪ストーブを囲み美味しいい肉じゃがとコーヒーをご馳走になり、グリーンシーズン最
終回に相応しくプチ会員の集いで締めさせていただくことができました。Iさん本当にあり
がとうございました。コロナ禍予定変更や中止もありましたが、それぞれの山で楽しい山行
ができたと思います。今度は冬支度をして歩きに行きましょう。
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