2021.5.16 六十里越街道トレッキング(春)
令和3年 5月16日(日) 参加者:12名 ガイド:白田孝人
コース:湯殿山ホテル跡~仙人沢~笹小屋跡~細越峠~大掘抜~御身仏茶屋跡~ 月山展望地
~護摩壇石~独鈷清水~花の木坂~国道112号線~弘法茶屋跡~七ッ滝
六十里越街道の庄内側の区間を歩いてきました。この区間は、山間部の中で最も整備されて
いる歩き易い道です。天気予報では午後から雨。雨を覚悟しての出発でした。この時期の目
玉は、残雪と新緑と湿地の花々です。特に笹小屋跡周辺は湿地帯になっていて、ミズバショ
ウやリュウキンカが咲く花のオアシスです。今回も期待を裏切らず、素晴らしい光景が広が
っていました。ただ、融雪が中途半端で、幾つもある小沢を中々越えられず右往左往。湿地
帯を突破するのに大分時間を要しました・・・。細越峠からは、朱色が眩しい湯殿山の大鳥
居が神々しく見えました。細越峠で、昼食をした後は、田麦俣に向けての長い下りです。残
雪にたわむ木々を潜ったり跨いだりを繰り返しながら歩きましたが、残雪が無くなればブナ
林の中の気持ちの良い街道になりました。今年はタムシバの花芽がかなり多く、真っ白な花
の塊が印象的でした。午後2時30分、目的地の七ッ滝に到着。奇跡的に着いた途端にポツ
ポツと雨が・・・。皆さん口々に「降られなくていがったねー。」六十里越街道の春を満喫
できた1日でした。
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