2021.7.11 共催行事: 姥ヶ岳クリーン作戦

令和3年   7月11日(日)     参加者:17名   ガイド:真鍋雅彦・伊藤尚人

月山は7月1日に山開きをして、高山植物が咲き誇る時期になっています。そして、月山名

物の月山筍は7月に入ると一段落となり、タケノコ採りが集中する石跳川沿いにはたばこの

吸い殻、ビニールの菓子袋、空き缶、ペットボトルなどのゴミが散乱します。例年姥ヶ岳か

ら装束場を下り、フラワートレッキングを兼ねてクリーン作戦を行っていて、今年も昨年同

様出発前に一降りあって様子を伺うことになりましたが、やっぱり出発の9時には晴れるん

ですね。その後も雨はなく、濃い霧に包まれている中でスキーをしている人たちを横目に雪

渓を登り姥ヶ岳~金姥まで行き、コバイケイソウ、チングルマ、イワカガミ、トキソウなど

、可憐で色鮮やかな高山植物を楽しむことができました。その辺から雨が降り出して、朝方

降った雨がひかない沢はまた増水して、登山道も沢歩き状態の場所もありました。雨が降っ

たり止んだりを繰り返すなか装束場まで下りそのまま石跳川第一渡渉ポイントに到達する

と、その前から降りだした雨の影響でみるみるうちに川が増水して渡渉途中で引き返し帰る

ことにしました。もっと早い段階で決断していいれば、心配と負担を掛けるこなく済んだの

でしたが、判断を誤りました。不安定な天気の中、無事に帰ることはできましたが詫び申し

上げます。その心労が報われたのか、姥ヶ岳下山中からリフト乗車中、姥沢駐車場までサッ

と霧が開けて、雲間から神々しい光と、残雪の朝日連峰が見えたりと絶景を望むことができ

ました。ゴミ拾いどころでない事になりましたが、今後も安全第一に継続して、美しい自然

と大好きな月山の自然を見守っていきたいと思います。大変お疲れ様でした。

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原生を保つブナの森と清らかな水であふれる山”月山”。 歩く私達をいつも懐深く招き入れてくれます。 自然体で心をスーッと楽にして一歩一歩ゆっくりと歩いてみましょう。 エコプロは一年を通じて、自然豊かな月山と朝日山麓を中心に ガイドツアーを企画しています。 プログラムは登山・トレッキング・子供キャンプ・苔の道散策 テレマークスキー・スノーシューイングなど 多彩なプログラムを実施しています

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