2021.10.9 ゆどの道 (NEW)

令和3年 10月9日(土)             参加者:11名            ガイド:白田孝人

コース:田麦俣(七つ滝)~蟻腰坂~弘法茶屋跡~独鈷清水~護摩壇石~月山展望地~

              小掘抜~大堀抜~長坂~細越峠~仙人沢~参籠所~湯殿山神社奥ノ院~参道~

              旧湯殿山ホテル                                                         所要時間 7時間30分

 12年に一度の湯殿山丑年ご縁年。庄内側の田麦俣から六十里越街道を辿って湯殿山

に参拝してきました。六十里越街道は、湯殿山に詣でる道者が多く歩いた道で西川町

と鶴岡市を繋ぐ山間部(約40キロ)が現存しています。近年、鶴岡側では松根から

湯殿山神社までの区間を”ゆどの道”と称して整備しています。訪れる度に、しっかり

と整備保存している鶴岡側の皆さんに敬意を表さずにはいられません。「本当にご苦

労様です。」トレッキング当日は気温が高めでしたが、青空が広がる絶好のコンディ

ションでした。紅葉が始まった木々の葉が太陽の光に照らされて、とても綺麗でした。

街道には、いろんな名所旧跡があり20分ごとにポイントがあるので飽きることなく

歩くことができます。特に湯殿山信仰に関係する場所が多数あるので、立ち止まって

は往時の様子や壮絶な修行をしていた湯殿山一世行人の生き様を感じたりと歩くだけ

でない魅力があります。仙人沢を渡った所から六十里越街道から逸れ湯殿山参詣道へ

入ります。急坂ザンゲ坂を登り切れば、いよいよ湯殿山大鳥居に到着です。「お-

着いたー!」と皆さん感激の様子。ご縁年の休日と言うこともあり多くの参拝者で賑

わっていましたが、時間帯が良かったのか、参詣バスも本宮も空いていて、ゆっくり

と参拝することができました。ただ、参拝料を徴収する神社関係者が、受け取った参

拝料を自分の白衣のポケットに無造作に突っ込み、人形とお守りを整理券配りのよう

に手渡しする姿には、かなり興ざめしますが、12年に一度のご縁年なので、ガマン

ガマン。そんなことで普段の年は決して入らない本宮ですが、今年は、すでに3回目

です。次の参拝は、12年後ですね。

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