2022.10.15 上倉山の大クロベに逢いに

令和4年 10月15日(土)  参加者:10名    ガイド:白田孝人

 朝日連峰の重鎮”上倉山の大クロベ”に逢いに行ってきました。大クロベは、上倉山のちょ

っと先から200mほど下った所にあります。日本の巨木100選にも数えられ、樹高20

m幹回り9.27m、樹齢200年から300年と言われます。クロベ(黒檜)とは、ヒノ

キの仲間の針葉樹で、別名”ネズコ”とも言います。アスナロやヒノキに比べ、葉の裏が暗い

色なので、そう名前がついたそうです。また、葉にはヒノキのような香りが無いのも特徴の

ようです。朝日鉱泉を8時に出発。朝日川沿いに旧朝日鉱泉跡まで30分。吊り橋を渡り、

いよいよ1144mの上倉山を目指し登山開始です。10月の半ばですが、気温はちょっと

高めで汗ばむ陽気でした。上倉山へは中盤の急登がありますが、そこをクリアすれば難なく

登ることができます。展望が無いので「あれ?ここ山頂?」と思うほど地味な印象です。本

来の上倉山山頂は別にあるのですが、すでに道は失われ稜線上の1144m地点が仮の山頂

になっています。木陰から見え隠れする小朝日岳と大朝日岳を眺めながら「登りたいー」と

皆さんの朝日連峰への思いは、やはり強いようです。大クロベまでの道は朝日鉱泉で刈払い

をしています。朝、朝日鉱泉に立ち寄った際には「けっこう藪化しているので来年しっかり

刈ろうと思う」と話していましたが、今回くらいに藪化していた方が大クロベの存在感が増

すかも知れません。足並みよろしく予定より早めの下山だったので、再び朝日鉱泉に寄って

コーヒータイムも楽しみました。大クロベも紅葉もコーヒータイムも満足の1日でした。

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