2024.3.17 春山登山:大頭森山
令和6年 3月17日(日) 参加者:19名 ガイド:真鍋雅彦・伊藤尚人
3月恒例の春山登山で、西川町大井沢と大江町の境界にある山「大頭森山」(984.2m)に
登ってきました。無積雪期は尾根の駐車場から歩いて30~40分で頂上の展望台まで行ける、
やまがた百名山の一つです。積雪期は大井沢―大江町間は除雪されず通行止めになるので、
例年大井沢の南の末端「根子」集落から標高差475m程の歩きです。また、根子からの登山道
はないので、積雪期限定のコースで毎回人気のツアーです。今年は小雪で心配しましたが、
少しずつ降り積もった雪で例年のコースを歩くことができました。しかし今回は、天気が気
がかりで午後から雨の予報に、いつものようにのんびりしていられませんでしたね。集合時
見られた朝日連峰の雄姿も雨雲に覆われて見えなくなって、尾根に上がれば風に叩きつけら
れる雨にもあたり、当然360度の大パノラマはおあずけでした。風がよけられる展望台の
脇でさくさくっとエネルギー補給を済ませて、さくさくっと下りてきました。例年より早い
行程になったものの、風があっても極端に寒くならず、雨足も弱いままだったので、中腹の
栗の木に作られたたくさんの熊棚や爪痕、3月なのに開花したブナの花や大ブナに触れたり
して、大井沢の自然と春の訪れを感じられた春山登山になりました。
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