2024.9.8~9 以東岳
令和6年9月8日(日)~9日(月) 参加者:5名 ガイド:伊藤尚人
1日目:大鳥登山口~七ツ滝沢橋~七曲り~大鳥小屋(タキタロウ山荘)宿泊(4h)
2日目:大鳥小屋~東沢出合~直登コース~以東小屋~以東岳山頂~オツボ峰~大鳥小屋~
七曲り~大鳥登山口(12h)
朝日連峰の長い長い主稜線の北西に位置する以東岳はどっしりとした山容で、いつも月山方
面から眺めては迫力と憧れを感じる山です。そんな憧れの一座に山小屋泊で登ってきまし
た。初日は大鳥小屋まで4時間弱の行程なので、ちょっと(?)がんばって重荷を担いでこ
られた方も。多少雨には当たったものの、無事に着いたら豪華な食事で明日への英気を養い
ました。翌日は起床時から山頂と山頂小屋がはっきりと眺められる晴天に、山小屋泊の寝不
足もどこへやらウキウキしながらの早朝出発となりました。ほとりは水鏡のように景色を映
し出すかと思えば、標高をあげるにつれてどんどんクマの毛皮を広げたような形に変化して
いく大鳥池が直登コースの最大の魅力です。大鳥池側は快晴ながら山頂に着いたころには大
朝日主稜線側は真っ白なガスに覆われていました。普通の山なら「見えねっけね」で下山す
るところですが、本コースの魅力はオツボ峰まで続く尾根歩きの眺めの良さにあります。ど
んどん雲が晴れて行き、最後には主峰・大朝日岳のてっぺんがちらちら見えるまでに。月山
や鳥海山まで姿を現し、あまりに広すぎるパノラマに歩みも進みません。何度も何度も振り
返り、同じような写真をいくつ撮ったでしょう。おまけにオツボ峰付近にはタカネマツムシ
ソウやウメバチソウ、ミヤマコゴメグサなど思わぬお花畑にこれまた足をとめてしまいま
す。大満足の稜線歩きのあとには長い長い泡滝ダムまでの歩きが待っていました。なんと2日
目の行動時間は12時間!お疲れ様でした。また今年も以東小屋の管理人さんがTシャツ販売の
ためにわざわざ小屋に戻ってくれ(しかも標高差700m)て、おかげさまで素敵な記念Tシャ
ツと手ぬぐいをゲットすることができました。感謝いたします!
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