2024.9.11 月山縦走（7/10から延期）

令和６年　９月１１日（水）　　参加者：８名　　　ガイド：白田孝人

コース：弥陀ヶ原～無量坂～一の岳～たたみ石～仏生池小屋～オモワシ山～

　　　　行者返し～モックラ坂～大峰～賽の河原～三角点～神社～頂上小屋～

　　　　牛首～姥沢分岐～月山ペアリフト～姥沢

　天候不順で雨の多かった７月。その影響で企画が何本か延期又は中止となってしまいまし

た。その中でも毎年楽しみにしている弥陀ヶ原からの月山縦走。「中止はもったいない！」

と２カ月遅れで実施となりました。天候不順は８月、９月とズーっと続いているので、数日

前から天気予報とにらめっこの方も多かったと思います。弥陀ヶ原到着時点では濃霧。「雨

具無しでも良いべか？」「上だけ着てが？」などと悩ましい状況でしたが、その内ポツポツ

と小雨が・・・。有無を言わさず全員雨具装着となりました。ただ、雨は強くはならず、ほ

ぼ止んでいる状態が続きました。ただ霧が濃いので視界が狭く、ただただ足元を見て登るし

かありませんでした。花も終わりに近づき、ハクサンフウロ、ウメバチソウ、アキノキリン

ソウ、ハクサンフウロなどがポツポツ咲いているだけ・・・。もう、今日は小屋での休憩を

楽しみに登るしかない！と九合目の仏生池小屋を目指しました。小屋では、名物のあんこ餅

やきなこ餅を食べました。沈んでいた気持ちがちょっとは晴れましたねー。外の状況は変わ

らず１２時３０分頃山頂に到着。ガスに包まれているものの濡れない程度の霧で、あちこち

で昼食をしているパーティーがいました。私達は迷わず頂上小屋へ。味噌汁やコーヒーなど

をオーダーしゆっくり昼食を楽しみました。小屋のＮ氏が「２時頃から晴れっから」と一言

。その言葉通り、牛首に下っていく頃には気温も高くなり、霧もサーッと流れ、中腹コース

を歩いていると青空が見え、周囲の視界も一気に見えてきました。これには皆さん感激で、

これまで霧の中だったので”見えた！”嬉しさは１２０％でした。終わり良ければ何とやら

で、とても満足感に満ちた縦走登山でした。