2025.3.1 NC共催スノーシュー:ブナ原生林
令和7年 3月1日(土) 参加者:28名 ガイド:真鍋雅彦・最上信和・榊健太郎
スノーシュー共催行事最終回は、最高積雪期を迎えた自然博物園のブナ林に行ってきまし
た。寒波が居座った2月でしたが、3月を迎えたとたんにぽかぽか陽気になり、この日は一
気に4月並みの暖かさになりました。サラサラの雪は陽射しに照らされてすくんでしまいや
や重の雪に変わりましたが、青空が広がるブナ林をのんびり程よい汗をかきながら歩けまし
た。雪の上を歩くと積雪の高さが分からなくなりますが、構造物があると一目瞭然、道路標
識が目の前の高さになっていれば、その多さを実感できますね。ネイチャーセンターもその
通りで、雪が落ちた屋根が目の前に見えるのは、8mもの積雪の上に立っていることになり
驚きです。暖かい空気は季節を先取りしたように春霞のようになり、朝日連峰はようやく見
える程でしたが、間近の湯殿山と姥ヶ岳はくっきり、白い頂を存分に眺めることができ、何
度振り向いても飽きることはありませんでした。太陽に照らされたブナの木肌は白く輝い
て、芽吹きの頃に思いをはせることができて、雪モミジの風景が想像できて春の到来が一層
楽しみになりました。帰りに立ち寄った志津野営場でも、雪に埋まる炊事棟やあずまやの屋
根の雪などを見ては「凄い!」「やっぱり雪、多いよねー」と、月山山麓の最高積雪期を存
分に楽しめた一日になりました。
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