2025.3.2 スノーシュー:鷹匠山
令和7年3月2日(日) 参加者:10名 ガイド:伊藤尚人
鶴岡市関谷地区は六十里越街道沿いの集落で、その先には塞ノ神峠がありますが今回は重
郎右衛門清水から進路を東に取り鷹匠山へと登ってきました。昨年に引き続き2度目の登山
となります。鷹匠山には夏道がなく、残雪期にこそピークに立てる山となっています。長か
った寒波が去り、季節外れの暖かさがやってきて今日も朝からウェア脱ぎ合戦が道中止みま
せんでした。日が差すと半袖でも歩けるくらいです。こんな天候ですから前回果たせなかっ
た周回コースを巡ってきました。途中で真っ白なノウサギに出会ったり、山頂直下に縦横無
尽につけられたカモシカの足跡などを眺めながら、ゆっくりと高度を上げました。山頂北側
は伐採跡地らしく立木が少ないので湯ノ沢岳や金峯山の広がりが眼下に見えました。南東に
は湯殿山スキー場が木々の間から見え、視界よりもリフトの音が明瞭に聞こえました。山頂
には標識もなく(雪の下にあったら失礼!)、眺望もない狭いヤセ尾根となっていますが、
登ってきた行程と合わせてマニアックでなかなか味わい深い山でした。午後からは水分を含
んで重くなった雪に苦戦しながらも、さすがはエコプロ隊、上手なボディバランスで危なげ
なくするすると駆け下ります。立派なブナのクマ棚も見事でしたが、だんご木のクマ棚は初
めて見ました。だんごでもついていたのでしょうか?締めくくりは開けた斜面でのロングソ
リ滑りです。横綱が最長不倒の距離を出し貫禄を示しました。いよいよ尻滑りの時期に突入
で、まだまだスノーシュー、楽しみましょう!
0コメント