2025.4.26 宮城オルレ 村田コース
令和7年4月26日(土) 参加者:11名 ガイド:伊藤尚人
コース:道の駅村田~龍島院~白鳥神社~相山公園~赤坂不動尊~干咾不動尊~民話の里~ 願勝寺~蔵の町並み~道の駅村田 (所要時間:5時間20分)
オルレとは韓国済州島発の徒歩旅行の道で、宮城県には現在5コースが選定されています。
その中でも新しく選定された村田コースを今回は歩いてきました。道のほとんどは舗装道路
であり、オルレの意味する「路地裏」という雰囲気に沿っています。ところどころで見どこ
ろが出てきて、歴史や文化に触れることができます。はじめに寄ったのは龍島院という、村
田城主であった伊達宗高公の御廟があるところですが、入口をちらっと見て出ようとした
ら、自転車でやってきたお父さんに「上にある、あのスギの木の下、あそこに寄らないなら
ここに来る価値が全くない」と言われ、行ってみたところそこに御廟があったのでした。宗
高公は二十歳の若さで亡くなり、主君を追って十名の家臣が殉死した経緯も書いてありまし
た。こんな出会いがあるのもまた魅力ですね。白鳥神社にはたくさんのシラサギが営巣して
おり、遠目にはまるでかなり大きいモクレンの花のようでした。良く晴れて、芽吹き始めた
山々の淡い緑色を楽しみながらの散策となりました。途中、蔵王連峰の眺望スポットがあ
り、屏風岳の迫力ある広がりに癒やされました。ちょっとした山道にはピンクのイカリソウ
があったりして、春の花も楽しめるコースです。町に戻ると最後は村田町の誇る蔵の町並み
が現れます。距離はあるものの春の陽気と、春風の気持ちの良い周回コースでした。やはり
季節は春!が最適のようで、次回はぜひ桜の時期に再訪してみたいと思います。
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