2025.10.19 小又山
令和7年 10月19日(日) 参加者:9名 ガイド:真鍋雅彦
コース:大又口~越途~小又山山頂往復(所要時間:7時間30分)
神室連峰最高峰の小又山に登ってきました。山形県と秋田県に跨り、ピークや稜線からは
宮城県の山々も見渡すことができる、1300m前後の山々が連なるみちのくのアルプスと呼ば
れる山塊です。その中の最高峰が今回目指す小又山で標高は1366.7m。大又口からは900mを
超える標高差です。登り口から1191mの越途までが踏ん張りどころの連続で、二合目までは
枝やロープを掴みながら細尾根の厳しい登りが続き、三合目の尾根からは、主稜線上の神室
岳や天狗森、目指す小又山のピークが綺麗に見えて息抜きができるものの、六合目の越途ま
で地味ながらブナ帯の急登が続きました。急な登りを元気づけてくれたのが周りを彩る紅葉
で、登るにつれて色味が増していく赤や黄色の葉っぱが楽しめました。越途に到着したころ
は、黄葉のブナの梢の先に小又山のピークが眺められて、益々登行意欲が増していました
が、徐々に霧が立ち込めて登頂時周りは真っ白!「今日は午後から晴れの予報だから、ご飯
食べて少し待ってれば晴れるんじゃない」と期待したものの、半端ない寒さにテンションも
下がり、このままでは低体温症の危険に晒されそうなのでと、早々下山の途につくことにし
ました。惜しくも頂上からの展望を得ることはできませんでしたが、綺麗な紅葉とキノコも
ゲットするなどして神室連峰の秋を楽しむことができました。
0コメント