2025.11.15 八向山&猿羽根山
令和7年 11月15日(土) 参加者:8名 ガイド:真鍋雅彦
八向山:八幡神社~馬坂道~分岐~八向山~分岐~八向楯本丸~分岐~馬坂道~八幡神社
猿羽根山:舟形駅(縁結びの道)~大平山~猿羽根山~ぶっくかふぇこほんこほん(昼食)~猿羽根山地蔵堂~旧国道~舟形駅
温泉:舟形若あゆ温泉
やまがた百名山二座を登ってきました。一座目は新庄市本合海の八向山(206m)で、R47
の最上川に架けられた橋から眺められる八向山南端の断崖絶壁は、おくのほそ道風景地の観
点から平成26年に国指定の名勝として指定されています。その絶壁の上にあるのが八向楯本
丸跡で、整備された登山道が八向山と繋がっています。出発地点の八幡神社は安産の神様、
その下の支流には義経一行が上陸した場所などがあり、この地域一帯が歴史的風情溢れる地
域になっています。登山道には細尾根や少しの急登もありますが、名勝観光も含めて3時間
足らずで存分に楽しめました。それから車で一路舟形駅に向かい東北自然歩道の「縁結びの
道」を利用して猿羽根山を目指しました。そもそも猿羽根山は公園として整備されており、
地蔵尊や散策路、民俗資料館や宿泊施設などがあり、車で行くことができる行楽の場所にな
っていて、かつては尾花沢とを結ぶ羽州街道の難所の峠になっていたところです。縁結びの
道はスギ林の坂道、途中の大平山を過ぎて、落葉樹林帯のたおやかな尾根に出ると一気に視
界が開けて、神室連峰から尾花沢までの山並が見渡せるビューポイントに到達。さらに進む
と最上川から立ち上がるかのような村山葉山が見渡せる村山地域方面の素晴らしい景観に
「すごーい!綺麗!」と、低山ながら連続するビューポイントに満足できました。今回の昼
食は「ぶっくかふぇこほんこほん」というブックカフェで、美味しいカレーセットをいただ
きました。昼食後は最高点の猿羽根山地蔵尊を訪ねてから車道を下り、こちらも3時間ほど
の周回で帰ってきました。二座とも最上川の景勝地で、歴史的な背景も興味深く学び、歩き
と知的好奇心も満足できたツアーになりました。
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